松田浩監督の3年目となった昨季のJ2、京都に独走はされちゃいましたけど2位を確保してJ1昇格を達成しました。若さが武器と言われてたチームに、久藤、布部、藪田といった計算できるベテランを加えた今季は、J1残留はもちろん、J1定着への土台づくりが期待されたのですけど。

序盤に1勝6敗5分の16位と低迷すると、W杯前の中断とともに松田浩監督を解任して川勝良一監督を招聘。頼みだったグラウシオの退団を受け、神戸からバロン、東京Vからレンタル移籍で飯尾、ブラジルからは19歳のアレシャンドレを獲得するなどして、決定力不足解消と降格圏脱出を狙います。

布部をFWで起用して、中村北斗にも得点に絡む活躍を期待。戦える選手を揃えて何とか入れ替え戦出場となる16位を死守したものの、前監督松田浩が率いる神戸相手に2分。アウェイでの失点が響いて1年でのJ2降格となりました。残留目指して資金を注ぎ込んじゃったため来季の補強は期待薄とか、とほほ。（2007年2月18日）