近年は闘莉王、三都主、酒井、ネネ、ポンテ、小野、相馬、ワシントンと補強を続けて、昨季ついにJ1と天皇杯の2冠を獲得。三都主はザルツブルクへレンタル移籍しましたけど、今季唯一の新加入は阿部勇樹。ボランチと最終ラインをハイレベルでこなす彼の加入で選手層は更に厚くなっちゃいましたねえ。

ブッフバルト監督の後任には、95年に指揮を執っていたオジェック監督が復帰。阿部をボランチに置いた場合、ワシントンの1トップで 3-6-1 にしたとしても、ポンテ、小野、山田、長谷部、相馬、鈴木の誰かがスタメンから外れちゃうことに。阿部を最終ラインで起用するか、はたまた4バックを試してみるか、試行錯誤に時間をかけたいとこでしたが、レッドブルのための？オーストリア遠征のせいで、チームの仕上がりはかなり遅れているご様子。

「強いから魅力的なチーム」ではなくて「魅力的だから強いチーム」を見せて欲しい、ってこの面子なら馬鹿げた要求じゃないっしょ。ACLもよろしくお願いします。（2007年5月5日）